pull me under
2005年6月1日 ポエムそいつはいつも隠れている
どこにいるかもわからない
しかし突然現れて
まるでインクを垂らしたように
心を闇に染めていって
静かにボクを包み込む
そして引っ張っていくんだ
海の底へ
どこにいるかもわからない
しかし突然現れて
まるでインクを垂らしたように
心を闇に染めていって
静かにボクを包み込む
そして引っ張っていくんだ
海の底へ
ボクは強い男じゃない
ボクは優しい男じゃない
ボクは器用な男じゃない
だけどせめて
目の前で困っている人に
目の前で泣いている人に
目の前で転んでいる人に
そっと手を差し伸べられる男になりたい
少しでも強く
少しでも優しく
少しでも器用に
あなたを守れるほどに強くなりたい
ボクは優しい男じゃない
ボクは器用な男じゃない
だけどせめて
目の前で困っている人に
目の前で泣いている人に
目の前で転んでいる人に
そっと手を差し伸べられる男になりたい
少しでも強く
少しでも優しく
少しでも器用に
あなたを守れるほどに強くなりたい
答えを出すにはまだ早い
けれど答えは理解している
その答えを出す為に
何をしたのか
どれだけの苦しみを味わったのか
どれだけの幸せを味わったのか
どれだけの人と出会ったのか
どれだけの人と別れたのか
歩んできた道のりで
答えはどちらかに定まっていく
苦痛しか伴わない「生」か
安息で満ち足りた「死」に
けれど答えは理解している
その答えを出す為に
何をしたのか
どれだけの苦しみを味わったのか
どれだけの幸せを味わったのか
どれだけの人と出会ったのか
どれだけの人と別れたのか
歩んできた道のりで
答えはどちらかに定まっていく
苦痛しか伴わない「生」か
安息で満ち足りた「死」に
信じること
それは騙されること
求めること
それは失うこと
探すこと
それは見つからないこと
想うこと
それは伝わらないこと
願うこと
それは叶わないこと
夢見ること
それは届かないこと
祈ること
それは絶望すること
それは騙されること
求めること
それは失うこと
探すこと
それは見つからないこと
想うこと
それは伝わらないこと
願うこと
それは叶わないこと
夢見ること
それは届かないこと
祈ること
それは絶望すること
少しずつ消していこう
他人の中のボクを
少しずつ消していこう
自分の存在していた証を
少しずつ消していこう
偽りで出来あがったボクを
少しずつ消していこう
必要のなくなった感情を
少しずつ消していけば
世界は何もなかったように
ボクを残して進み続ける
だから消していこう
必要のなくなったボクを
少しずつ……
他人の中のボクを
少しずつ消していこう
自分の存在していた証を
少しずつ消していこう
偽りで出来あがったボクを
少しずつ消していこう
必要のなくなった感情を
少しずつ消していけば
世界は何もなかったように
ボクを残して進み続ける
だから消していこう
必要のなくなったボクを
少しずつ……
by accident
2004年11月16日 ポエム今朝見たのは
昔好きだった人でした
ボクには気付かなかったようで
学校へ向かって行きました
彼女の姿を見たとき
ドキッとして
彼女が髪をいじりながら自転車に乗る姿が
懐かしくて
そう思う自分が
未練がましくて……
まだ好きなのかなぁ?
自分じゃわからないけれど
……ちょっと
切ないかな
昔好きだった人でした
ボクには気付かなかったようで
学校へ向かって行きました
彼女の姿を見たとき
ドキッとして
彼女が髪をいじりながら自転車に乗る姿が
懐かしくて
そう思う自分が
未練がましくて……
まだ好きなのかなぁ?
自分じゃわからないけれど
……ちょっと
切ないかな
それは
あなたの曲で携帯が鳴ったとき
それは
あなたのメールを開くとき
それは
あなたのメールを読んでいるとき
それは
あなたへの返信を考えているとき
それは
あなたの返信を待っているとき
それは
あなたの存在を感じられるとき
あなたの曲で携帯が鳴ったとき
それは
あなたのメールを開くとき
それは
あなたのメールを読んでいるとき
それは
あなたへの返信を考えているとき
それは
あなたの返信を待っているとき
それは
あなたの存在を感じられるとき
好きな人を傷付けてしまうことは
なぜこんなにも辛いのですか?
それに気付けなかった自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人に疑われることは
なぜこんなにも辛いのですか?
疑われている自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人にゴメンナサイしか言えないことは
なぜこんなにも辛いのですか
ゴメンナサイしか言えない自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人に何も出来ないのは
なぜこんなにも辛いのですか?
何も出来ない自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
なぜこんなにも辛いのですか?
それに気付けなかった自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人に疑われることは
なぜこんなにも辛いのですか?
疑われている自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人にゴメンナサイしか言えないことは
なぜこんなにも辛いのですか
ゴメンナサイしか言えない自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
好きな人に何も出来ないのは
なぜこんなにも辛いのですか?
何も出来ない自分は
なぜこんなにも愚かなのですか?
溶けていた心は
体を求め
死んでいた体は
心を求め
抜け殻の僕は
それらを求めた
目を開けるとそこは
見飽きた天井
孤独も
絶望も
欲望も
全てを抱けば
生きてゆけるさ
寂しくても
切なくても
悲しくても
全てを抱いて
かけがえのない今を
生きるしかないさ
体を求め
死んでいた体は
心を求め
抜け殻の僕は
それらを求めた
目を開けるとそこは
見飽きた天井
孤独も
絶望も
欲望も
全てを抱けば
生きてゆけるさ
寂しくても
切なくても
悲しくても
全てを抱いて
かけがえのない今を
生きるしかないさ
孤独に染まった心は
何を求めるのだろうか
欲望に染まった体は
何を求めるのだろうか
透明に染まった僕は
何を求めるのだろうか
今まで求めたものは
出逢えてすぐに
去っていった
もしもまた
すぐに去っていくのなら
僕は
何も求めない
何も欲しがらない
誰も求めない
何を求めるのだろうか
欲望に染まった体は
何を求めるのだろうか
透明に染まった僕は
何を求めるのだろうか
今まで求めたものは
出逢えてすぐに
去っていった
もしもまた
すぐに去っていくのなら
僕は
何も求めない
何も欲しがらない
誰も求めない
on the way
2004年10月12日 ポエムふと立ち止まる
来た道を振り返る
ただ
来た道がある
なんで僕はここにいるんだっけ?
記憶はない
思い出もない
風が吹き
頬をなで
草が凪ぐ
向き直す
道の先を見つめる
ナンデボクハココニイルンダッケ?
来た道を振り返る
ただ
来た道がある
なんで僕はここにいるんだっけ?
記憶はない
思い出もない
風が吹き
頬をなで
草が凪ぐ
向き直す
道の先を見つめる
ナンデボクハココニイルンダッケ?
LIVING DEAD
2004年10月12日 ポエムあなたにトドメをさして欲しい
何の価値もないこの命に
あなたに釘をさして欲しい
何の価値もないこの心に
あなたが殺して欲しい
何の価値もないこの僕を
せめてあなたに
嘲笑って欲しかった
最後にあなたに
捨てて欲しかった
もう見えないあなたに
殺して欲しかった
何の価値もないこの命に
あなたに釘をさして欲しい
何の価値もないこの心に
あなたが殺して欲しい
何の価値もないこの僕を
せめてあなたに
嘲笑って欲しかった
最後にあなたに
捨てて欲しかった
もう見えないあなたに
殺して欲しかった
greedy bog
2004年10月11日 ポエムここにも飽きた
心地よくは無いけれど
この海に揉まれて
僕は浮き上がる
潮に流されたどり着く
頬が触れるのは
積み重なったヘドロ
転んで
這いつくばって
もがいて
それでも行こうか
終りの始まりを
この目で見るために
心地よくは無いけれど
この海に揉まれて
僕は浮き上がる
潮に流されたどり着く
頬が触れるのは
積み重なったヘドロ
転んで
這いつくばって
もがいて
それでも行こうか
終りの始まりを
この目で見るために
from deep sea
2004年10月11日 ポエム海の底
静かに生きる深海魚
君は誰に知られているんだい?
君は何の為に生きているんだい?
君はどこへ行こうというんだい?
海の底
静かに横たわる人影
僕は誰に知られているんだい?
僕は何の為に生きているんだい?
僕はどこへ行こうというんだい?
僕らには
何の意味も何の価値もないのかい?
君は僕を置いてどこへ行くんだい?
この闇の中何があるんだい?
また
独りぼっちだね
静かに生きる深海魚
君は誰に知られているんだい?
君は何の為に生きているんだい?
君はどこへ行こうというんだい?
海の底
静かに横たわる人影
僕は誰に知られているんだい?
僕は何の為に生きているんだい?
僕はどこへ行こうというんだい?
僕らには
何の意味も何の価値もないのかい?
君は僕を置いてどこへ行くんだい?
この闇の中何があるんだい?
また
独りぼっちだね